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カエルくんと僕12

ここにいる全ての人はパレードに夢中で僕達なんか見ていない。僕達の座るベンチはライトの当たっていない、少し暗がりに設置してあるベンチだったから、ほんの少しユノさんと唇を合わせられたら…と僕の小さな願いだったのに、僕達は息が上がる程の口づけを交わしていた。「ん…」「チャンミン…今日はユノさんの物にしてって言わねえの?」「はぁ…、あの時は酔ってたから僕きっとどうかしてたんです…」「なぁ、言えよ」「え?」「も...

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カエルくんと僕11

「“ユノさんの全てを知りたいです”」ユノさんが少し驚いていたけれど、僕はユノさんに真正面からぶつかっていく事にした。僕の全てをさらけ出せば、ユノさんももしかしたら案外簡単に心を開いてくれるかもしれないと思ったからだ。「チャ、チャンミン日本語上手くなったな家で結構勉強してんのか?」「沢山はしてないですけど、毎日勉強はしていますまだ話すのは下手ですけど、結構聞き取れるようになりました」「そっか…じゃまた...

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カエルくんと僕10

*“◯◯◯”…日本語「◯◯◯」…韓国語────・─────・─────・─────「愛してたよ…でも死んだんだ…」「え…あ…ご、ごめんなさい…そんな事があったなんて、僕…」「チャンミンは俺の過去なんて知らないんだから気にすんな」ユノさんは寂しそうに笑った。余計な事を聞いてしまい、僕達はそれから無言でマクドナルドまで歩いた。店の中に入ると今の僕達とは真逆な雰囲気で店は店員の元気な声が飛び交い、活気に溢れていた。「チャンミン座っててい...

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カエルくんと僕 9

ユノさんが隣で眠るベッドで目覚めた僕は、何が起こっているのかわからなかった。「嘘でしょ……?どういう事…?」僕は一気に目が覚めてベッドの中でパニックになった。でも隣で寝てるユノさんを起こさないように、身動きせずに重い頭をフル回転させた。「落ち着け…落ち着け…昨日の事を思い出すんだ僕とユノさんは飲みに行ったんだ僕は気持ちよくて結構飲んだ気がする…」回らない頭で昨日の出来事を思い出そうと必死だった。辺りを見...

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カエルくんと僕 8

僕達はチャチャッとラーメンを食べたけど、その後夜に飲みに行く予定だけしか決まっていなくて、食事の後少しのんびり過ごそうと、近くにある漢江公園でブラつく事になった。ユノさんは仕事以外、プライベートではあんまり人との交流をしないみたいだけど、今日ユノさんと一緒にいる限りでは人と話す事が嫌な風にも見えないし、ユノさんもそんなに変わってる感じは目立たない。きっとユノさんさえ人に興味を示せば、女性は勿論男の...

yukiichigo0206
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